今日は夏の間、無法地帯と化していた庭の草抜きを行いました。
半分終わって、かなりホッとしました。庭の風通しがだいぶ良くなった気がしています。
まめではありませんが、庭いじりや作業している時間が好きになりました。
この延長で、小さな畑でお野菜を育てたいなぁ…とずっと気持ちを温めています。
一人で出来る範囲で、野菜が育ち、実り、それを収穫して食べる。
きっと新しい、大きな喜びがある気がしています。
私は、今を大切に、手を動かし、
毎日を丁寧に暮らしていけたら、もう十分なのかもしれません。
さてさて…
九月の初旬には、レッスンに来てくださっている方々と小さな歌の会を開きました。
数年前に、生徒さんが『いつか教会で歌ってみたいな…。』と言葉を投げかけてくれたことがありました。
ずっと歌会のときにお借りしていた、
大好きなMANOS GARDENさんのギャラリースペースは
小さな礼拝堂のような響きで、(サンチャゴ巡礼の中に出て来そうな響きのイメージ)
いつもあの場が歌会に光を宿してくれていました。
そして、その中で皆んなでコーラスを歌うことをはじめ、
曲も祈りの灯火になってくれるようなものを、
自然と選ぶようになっていきました。
きっと、生徒さんが投げかけてくれた言葉も
マノスさんでの歌会の時間によって
イメージが降りて来たのだろうな…と感じています。
本当にあの美しい場に歌会を育ててもらったのだなぁ…と痛感しています。
本当に感謝感謝です。
そして、時を経て、今年は教会で開催してみることに^^
少ない人数での開催だし、
場所と人数があってないから、ちょっとドキドキしていたのですが、
全てが丸く収まってくれた当日となりました。
この度も
皆んなで歌うコーラスは
グレゴリオ聖歌の『Ave Maria』
枕草子 歌曲集から『九月の露』、『私の好きな月』
この三曲を選びました。
いにしえの彼方から届く
ゆったりとした波形に身を委ね、
歌が祈りに導いてくれました。
それから、それぞれの方に二曲ずつ披露していただきました。
初めて参加してくださる方
一度も休まず参加し続けてくださっている方
久しぶりに参加してくださった方
声量がある方
音色がとっても繊細な方
楽しさ、健やかさがはじけている方
ギターで弾き語りをしてくださった方
たっぷりの思いを音に届けてくださった方
Etc.
本当に10人10色。
まさしく…です。
歌や声が見せてくれる
その方の人間性や
今まで歩いてきた道のりなど
それぞれ、
その方々の響きは違い、
尊いもの…
私は、歌会やレッスンを通して、
本当に『比べられない』ものなんだ…ということを
教えてもらっている気がしています。
魂の響きを届けてくださって、本当にありがとうございました。
終了後に、ポツリポツリと、感想が届き、
あぁ…今年も開催できて、本当に良かったなぁ…と
しみじみ感じさせてもらいました。
その思いが、宇宙から与えられたギフトのように
しばらく自分を温めてくれました。
生徒さんと皆んなで年に一度、
この場を作れること
本当に感謝しています。
心からありがとうございました。
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